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曽風山銘刻印


 
工        房             修理・調整 
     
  (師匠の尺八)  (私の尺八)
    < 最初はじめた頃の尺八 >
  右側の尺八は、私が当時師匠から譲り受けた尺八です。
(50年前?)
左側の尺八は、当時師匠が愛用使用していた尺八です。
そのころはもちろん、何処も割れなく、立派な尺八でした。
時々師匠が席を離れると、早速その尺八をそっと手に取り、中を覗いたりしたものでした。割れたまま20年以上の尺八を修理〜〜〜
割れ状況・・・正面上管半分まで・正面下管中程より管尻まで横側上管歌口より中程まで、裏側上下管歌口より管尻まで修 理・・・糸巻き12ヶ所、巻部分表面朱合漆仕上げ との粉漆地で盛り直し調律・・・復活
 
  
< バイス > 
690×300×190 ハンドル200_径、
シャフト30_角型ピッチ
(左)・・・やっと形になったバイス
    U角型鋼溶接 角型ネジタップ真鍮錆止め塗装
(右) 仕上げ塗装OP(2回塗装)
   なくてはならない便利な万能工具
   <竹材の矯め直し>
竹材の材質によっては、2〜3ヶ月すると矯め直しの効果もなく元に戻ってしまう場合もある。特に決まってはないが、根から上に向かって節から広がるにつれて、ねじれたりもする。
万能バイス・・・全て手作り・ネジは角ネジ構造的には単純ですが、とても便利で、無くてはならない道具です。
形を整えるためには、機械で矯めすよりは、右図のように手の感覚で締めつけ矯め直した方が正確に仕上がると思う。
 

<矯め直し済み>
ほぼ矯め直しの済んだ竹材
燻製にした竹は購入した竹材
1尺6寸(E) 1尺8寸(D) 2尺(C)
2尺3寸(A)
   
 < 作業台 >

製作に励んでます我が工作台

(左上に見える機械は尺八製作にはまったく関係ないアマチュア無線機)
          JK1EBD
  
(1)矯め直しが完了した竹材
(2)センターを見定める
(3)センターラインを引く
 この時は、正面からだけ見て定めるのではなく、管尻側・歌口側・中央からよく見定める事が重要です。
竹の中央に直線で線を引いたつもりでも、角度によっては曲がって見えるので注意します。
矯め直し後・・・3〜4年もの
      
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← 左写真 「トリマ」つなぎの部分の溝掘り用
    回転が速いのできれいに掘れます。

  右写真 市販されている「デスクサンダー」
←  上部サンダー 横円形サンダー
   根部分・管尻部分処理に非常に便利

  横円形サンダーで根部分の処理
   管尻の根をベルトジスクサンダの円盤部分を
   使用して三節を削る。正面から見た場合、
←  横から見た場合、裏側から見た場合、竹の
   曲がりと広がりのバランスを見ながらサンダで削る。

   
管尻は正規の寸法よりも2_程度
長目にとどめておくことを忘れず
に。
   
削り上がった状態です。仕上げの段階になったら カラペーパで手磨きをしてつやする。

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   (1)全ての指穴の位置は歌口からです。
   (2)表面のセンターが定まったら指穴の
     位置と切断位置の墨だしをします。
   (3)すべて歌口からの採寸です。

切断部分から2_残し、けがきし、
幅6.5_二本目のけがきをする。



角型ヤスリで溝の部分を平らにする。
この部分をトリマーで溝掘りをすれば
 溝掘りは短時間できれいに仕上がる
と思います。


 溝を印すための罫引き 上管と下管用    

けがきした部分をノコギリで深さ1.5ミリまで切り込む。

溝部分を削り落とすときに使用するノミは握り部分を
持ちやすい大きさの木製の円球を埋め込んで使用す
ると力が入りやすい。

溝を滑らかにした後水糸で巻きつけ、
接着剤で固める。
 
ホゾ竹を20mm埋め込み接着剤にて固定する。
先端部分は上管の基輪として3mm使用する。

下管のホゾ竹先端部分3mmを切り
落とし、上管の基輪にし接着剤をぬり
こみ押し込む。
             
   
上管・下管狂い無く結合出来たら
歌口から測った寸法で指穴を開ける。
 
 
歌口は都山型(月形)・琴古型(うす型)
ここでは都山型で切り込みます。
 
歌口部分は形状が崩れないよう黒水牛の角又は硬質プラス
チックを使用しますが、この場では硬質プラスチックを使用します。
装飾に銀盤をはめ込みました。

  <穴開け>
治具に尺八を挟み込みますが、皮又は堅いゴムを挟み込むことを進めます。
あとは、精密ボール盤で指穴を開ければ良い。
注意しなければいけないのは、ボール盤の定磐部分と治具の間にゴミが挟まっていないことを確認します。
  
 
これからは中継ぎの金具をはめ込む
前段階として薬1.3o程度削り込む。


<これからの工程は中継ぎ工作に入る。>
  
 外造りとしては概ね完成となる。
 
 
回転させながら溶接(青い台は彫塑用回転台)

上記中継ぎ部の直径に銀輪と真ちゅう板を合わせ、テーパー治具によりたたき合わせ微調整し、溶接し中継ぎにはめ込む。
この工程も集中して製作しないと仕上げがずさんなものになってしまう。
       100oの立方体
この立方体の金属はつなぎ金具を作成する治具です。
この道具は私にとっては重要なものです。これはステンスでもなく
鋼でもありません生金の塊です。中が空洞であっては彫金するときに弾んでしまう。また、生金塊だから修正し定磐として使用できます。
ステンレスや鋼でもよいが定盤として平らにするのは大変です。
                        

   
  上下管接合    籐の太さまで削る。  籐巻き      ほぼ完成外磨き
   
 

                           

 

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